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米国歯内療法(根管治療)専門医 院長・横田要のご紹介
大阪駅から徒歩5分 梅田の「YOKOTA DENTAL OFFICE(横田デンタルオフィス)」は、歯内療法(根管治療)を専門とする歯科医院です。米国歯内療法専門医が、なかなか痛みが引かず、悩まれている方などに対応いたします。当院は、開業医の先生のご紹介がある方のみを対象に、完全予約制で診療を行っています。
こちらのページでは、当院の院長・横田要のプロフィールや経歴、ご挨拶、インタビューを掲載しています。
高精度の歯内療法をお約束いたします
はじめまして、YOKOTA DENTAL OFFICE院長の横田要です。2016年 9月より大阪の中心地である梅田に歯内療法(根管治療)専門の歯科医院として新しくスタートすることとなりました。私はこれまで数多くの歯内療法の症例を経験し、多くの患者様と向き合ってきました。根管治療でお困りの方は、ぜひ当院までご相談ください。
また、当院ではより精度の高い治療を実現するため、最新設備を導入しています。正確な診断と的確な治療方針の元、最適な治療を提供いたします。
2006年 | 大阪歯科大学卒業後、大阪府内歯科医院勤務 |
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2014年 | ペンシルバニア大学歯学部歯内療法学科大学院入学 |
2016年 | 同大学卒業 米国歯内療法専門医取得 |
2016年 | YOKOTA DENTAL OFFICE(横田デンタルオフィス)開業 |
2017年 | ペンシルバニア大学歯学部歯内療法学科非常勤講師 |
院長インタビュー
――なぜ歯科医師を目指されたのですか?
最初から歯医者を目指していたわけではありませんでした。実はJリーグのセレッソ大阪のユースチームでサッカーをやっていて、プロを目指していたのですよ。ただ、プロにはなれず、監督から勧められたのが歯科医師の道でした。うちは歯科家系なので、祖父や父親ら親戚の多くが歯医者です。歯医者になるつもりはまったくなかったのですが、そういう家庭環境もあり、結局は私も同じ道を選ぶことになりました。
ただ、大学に入学した際に父親の喜ぶ顔を見て、この道を選んで本当に良かったと思いました。口では好きなことをしていいとは言っていたのですが、やっぱり歯医者になってほしかったみたいです(笑)。父親の想いを知って驚きましたし、同時にすごくうれしかったのを今でも覚えています。
――米国歯内療法専門医になったきっかけについて教えてください。
大学を卒業後、開業医の先生のところでお世話になっていたのですが、当時の経験や知識では患者様にとって最適な治療を行うことができませんでした。結局は虫歯になった歯を抜くという最悪な結果を選択していたのです。
転機になったのが、2010年に日本人で初めて米国歯内療法専門医になった石井宏先生の講習会を受けたことでした。それまでは悪くなった歯に関しては抜くことを選択していましたが、石井先生の話を聞いて考え方が変わりました。いかに歯を残すことが大切であるかということを知ることで、「同じ道を歩みたい」と強く思ったのを覚えています。
――アメリカの大学に留学されたエピソードはありますか?
アメリカはすべてが違いましたね。当然ですが、言語・文化・食事とすべてが。そして、歯科を取り巻く環境も日本とは違うかったことが印象的でした。教授に対しても、敬意を持って接しつつもフレンドリーな関係でいられました。そして、アメリカに渡ったときに私にはすでに妻と子がいたのですが、周囲がすごく気遣ってくれたのをうれしく思いましたね。個人主義の国だと思っていましたが、仲間に対して優しさを持って接してくれました。
歯科医療においては、文献に基づく治療を徹底しているのが印象的でしたね。一つひとつの事例に関しても文献に基づいた根拠のある治療をすることを求められました。日本では特に開業医になると独自のやり方で治療を行うケースがよく見られます。一方のアメリカでは一つひとつの治療にエビデンスが求められるので、その点が歯医者として非常に勉強になった点です。
――診療にあたって気をつけていることは何ですか?
虫歯の原因は細菌感染です。そのため衛生面の管理はかなり気を遣っています。治療に使う器具はすべて滅菌処置を行っていますし、なるべくディスポーサル(使い捨て)の用具を使用しています。菌をいかに取り除くかということにはかなり気をつけていますね。
後は、歯内療法ではどんな治療が行われているかが患者様にはわからないと思うので、治療を始める前にじっくりとお話を聞くことを大切にしています。いかに患者様が不安のないように親身になって説明することを心がけています。話の仕方一つでも患者様の治療への取り組み方も変わってくるので、しっかりと対話することは非常に重要です。
――専門とされている歯内療法へのお考えについてお聞かせください。
歯内療法はよく“家”にたとえられます。土台となる部分の工事がいい加減だと、どんなに高価な素材を使ったとしても頑丈な家は建ちません。歯に関してもまったく同様です。歯の根の治療をしっかり行わないと、どんなに品質の高い素材の被せ物や詰め物をしたとしても、そのうちに抜け落ちてしまう可能性が高まってしまいます。
なので、当院では歯を残すための、そして患者様の健康のための治療を徹底しています。日本でたった5人しかいない米国歯内療法専門医として、最高レベルの治療をご提供しつつ、患者様とは親密な人間関係を築いていきたいです。
――最後に患者様や開業医様へメッセージをお願いします。
当院は患者様、紹介していただいた開業医様、そして私たち自身の三者がWin-Winの関係性になることを目指しています。歯根の内部にまで進行した重度の虫歯は治療が非常に困難な状況です。歯内療法に特化した当院だからこそできる治療を行うことで、関わるすべての方にとってプラスに作用すればと考えています。
私自身もアメリカで特別なトレーニングを積んできましたので、その知識や経験を活かして患者様によって最適な治療をご提供できるように全力で取り組んでまいります。一人ひとりの患者様のお口を健康にしていくことで、日本ではまだ浸透していない米国歯内療法専門医の存在も世に広めていければ幸いです。
歯科医師
2015年 3月 | 徳島大学歯学部歯学科 卒業 |
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2015年 | 歯科医師免許取得 |
2016年 3月 | 卒後臨床研修修了 |
2016 ~ 2023年 | 一般歯科医院勤務 |
2023年 | Penn Endo Study Club in Japan 第14期生プログラム修了 |
2023年 | ペンシルバニア大学 Microscopic Training Course in Surgical Endodontics 修了 |